小値賀町議会議事録アーカイブ

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令和2年小値賀町議会10月会議 

令和2年小値賀町議会10月会議 

 

 

 

1、出 席 議 員      8 名

 

 

               1番     近藤隆二郎

               2番     松屋治郎 

3番     宮﨑良保               

               4番     黒﨑政美

               5番     末永一朗

               6番     浦 英明

               7番     今田光弘

               8番     横山弘藏

 

 

 

 

 

 

 

2、欠 席 議 員      な し

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3、地方自治法第121条の規定により、説明のため、この会議に出席した

者は、次のとおりである。

 

 

         町長     西村久之

副町長     近藤 進          

教育長     吉元勝信

会計管理者     植村敏彦

総務課長     谷元芳久

住民課長     橋本博明

福祉事務所長      前田達也

産業振興課長     中村慶幸

産業振興課理事     松崎久幸

 農業委員会事務局長     北村 仁

建設課長     橋本 満

建設課理事     前田隆利

診療所事務長     牧尾 豊

教育次長     永田敬三       

 

 

 

4、本会議の事務局職員は、次のとおりである。

 

 

           議会事務局長     西     浩  康

          議会事務局書記     松永清美           

 

 

 

 

 5、議 事 日 程

 

   別紙のとおりである。

 

 

 

議  事  日  程

 

 

令和2年小値賀町議会10月会議

令和2年10月28日(水曜日)  午前10時00分  

 

 

第 1  会議録署名議員指名( 宮﨑良保議員 ・ 黒﨑政美議員 )

 

第 2  議案第63号 令和2年度小値賀町一般会計補正予算(第6号)

 

午前10時00分 開 議

議長(横山弘藏) ただいまから令和2年小値賀町議会10月会議を開きます。

 本日の議事日程はお手元に配布したとおりであります。

 なお、本10月会議の会議期間は本日のみとなっておりますので、皆様には、円滑な議会運営に、よろしくご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第125条の規定によって、3番・宮﨑良保議員、4番・黒﨑政美議員を指名します。

 

日程第2、議案第63号、令和2年度小値賀町一般会計補正予算(第6号)を議題とします。

本案について提案理由の説明を求めます。         町長

町長(西村久之) おはようございます。

 議案第63号、令和2年度小値賀町一般会計補正予算(第6号)について説明いたします。

 今回の補正予算は、先月相次いで本町を通過しました、台風9号及び10号の災害復旧に係る予算措置が主なものでございます。

歳入では、被災復旧対策支援事業県補助金計上及び財源確保のため財政調整基金と振興基金を繰入れしております。

歳出では、台風被害関係で、第1次産業に対する被災復旧対策支援事業補助金、町指定有形文化財修繕工事補助金、公共施設等の修繕料及び補助金を計上、教育関係では、文化的景観保護推進審議会の提言等による若者向け短期滞在施設整備事業費の増額が主なものとなっております。

予算書1ページ、第1条のとおり、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ 6,695万円を追加し、補正後の予算総額を 41億3,699万9,000円とするものでございます。

以上、補正予算の概要を説明いたしましたが、内容の詳細につきましては、担当課長より説明させますので、よろしくご審議の上、適正なるご決定を賜りますようお願いいたします。

議長(横山弘藏) 総務課長

総務課長(谷元芳久) それでは、歳入歳出補正予算事項別明細書6ページから、歳入から説明いたします。

14款2項4目・農林水産業費県補助金705万円の増額は、畜産及び園芸に係る、台風9号・10号、被災復旧対策支援事業費補助金が主なもので、補正後の県補助金の額を2億5,727万7,000円としております。

17款1項1目・財政調整基金繰入金4,130万円、同じく2目・振興基金繰入金1,860万円を増額し、補正後の基金繰入金の額を2億6,512万4,000円としております。

7ページ、歳出では、2款1項1目・一般管理費400万円の増額は、イントラネット関係の修繕料で、同じく5目・財産管理費60万円増額し、総務管理費の補正後の額を9億6,884万9,000円としております。

5款1項3目・農業振興費239万5,000円増額、同じく4目・畜産業費の1,700万円の増額は、園芸及び畜産農家への台風9号・10号被災復旧対策支援事業費補助金が主なものです。同じく5目・農地費130万円の増額は、堆肥製造施設の修繕に係るもので、補正後の農業費の額を2億2,997万円としております。同じく3項2目・水産業振興費440万円の増額は、養殖施設への台風9号・10号被災復旧対策支援事業費補助金、同じく4目・漁港管理費230万円の増額は、漁港施設の修繕料で、補正後の水産業費の額を3億861万2,000円としております。

6款1項3目・観光費177万円の増額は、園地草刈り清掃用車両購入費が主なもので、補正後の商工費の額を1億7,868万8,000円としております。

7款2項2目・道路維持費150万円の増額は、台風被害による道路施設修繕料で、補正後の道路橋梁費を1億3,188万8,000円としております。同じく3項1目・住宅管理費300万円の増額は、宮崎町定住促進住宅屋上防水工事で、補正後の住宅費の額を900万8,000円としております。

8款1項2目・消防施設費620万円の増額は、防災無線の修繕料で、補正後の消防費の額を1億1,588万8,000円としております。

9款1項2目・事務局費1,860万円の増額は、若者向け短期滞在施設整備事業関係工事によるもので、補正後の教育総務費の額を2億6,126万7,000円としております。同じく7項1目・社会教育総務費を53万5,000円増額。同じく3目・総合センター費を95万円増額。同じく文化財保護調査費240万円の増額は、長寿寺境内にある、町指定有形文化財大応庵台風被害修繕工事補助金で、補正後の社会教育費の額を8,281万3,000円としております。

以上で補正予算の説明を終わります。

議長(横山弘藏) これで提案理由の説明を終わります。

これから質疑を行います。

第1表『歳入歳出予算補正』について、歳入から順番に款を追ってご質疑願います。

第14款・県支出金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 第17款・繰入金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 歳出に移ります。

 第2款・総務費                   今田議員

7番(今田光弘) 先ほど、この修繕料はイントラネットの修繕料というふうにお話されたと思うんですが、その内容についてもう少し詳しくお聞かせください。

議長(横山弘藏) 総務課長

総務課長(谷元芳久) お答えいたします。

 このイントラネット修繕料につきましては、小浜町高校住宅からし尿処理場、焼却場のほうに伸びてます光ファイバーですね、平成14年に設置されておりますけども、このイントラネットの線がですね、台風によって断絶しておりますので、その修繕とですね、野崎島のほうに、これは唐見崎の水道施設から無線で、野崎ダムのですね、管理棟がダムの脇にあるんですけど、そこのほうに受信ボックスがあるんですけども、そこの受信ボックスのほうがですね、台風で故障しておりますので、その分合わせてですね、400万計上させていただいております。

議長(横山弘藏) 総務費、ほかにありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 次に移ります。

 第5款・農林水産業費                  浦議

6番(浦 英明) 水産業費のですね、この440万についてお尋をねしますけども、先ほどの説明では、養殖施設というふうに言われましたんですけども、どういった内容でしょうか。お尋ねします。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 お尋ねの件ですけれども、前方湾で養殖業を営んでおります法人一社のですね、生け簀が計9基破損をしております。それに対する支援の予算でございます。

議長(横山弘藏) 浦議

6番(浦 英明) 今言われた内容については、もう少し後で聞こうかとは思うんですけども、それと桟橋ですね、あそこを一応利用しておるんですけども、あの桟橋が壊れて、四苦八苦して修理なんかしているわけなんですけども、そういった分については、これ充当はできないんですかね。お尋ねします。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 先ほど申し上げましたとおり、今回、台風9号、10号によって被災をされました養殖業者1法人の、直接の生け簀ですね、施設に関する支援となっております。

議長(横山弘藏) 浦議

6番(浦 英明) それはそれで一応わかりましたんですけど、その詳しい内容をまた後で聞こうかということを言ったんで、それをまた説明したと思うんですけど…。

それではなくて別件ですね、業者が使っている桟橋ですね、船を出したり、着けたり、あるいはその近くで餌を積んだりする、そういった桟橋がですね、台風によって壊れたのかどうか知りませんけども、壊れたんでしょう、それで、竹を入れたりとか、倒木みたいなやつを持って来て入れて作ったりとか、そういうふうな修理をしているんですけども、そういった修理にはこういった費用は充当できないのかというふうな質問です。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) 繰り返しになって恐縮なんですけれども、今回の440万の予算に関しましては、生け簀の災害復旧に対する予算でございます。

議員おっしゃる港の桟橋の補修に関しましては、また状況把握をさせていただいてですね、改めて考えさせていただきたいと思います。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           宮﨑議員

3番(宮﨑良保) 農業振興費で伺いたいと思います。

 農業振興費の園芸施設だと思うんですけども、台風9号、10号の関連で、対策支援で277万5,000円等々がありますけども、だいたい何棟で、何戸でという具体的な説明を伺います。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 被害を受けられた方は3名でございます。今回の予算に係るものとしてですけれども、いずれもミニトマト農家でございます。

 ハウスの数ですけれども、連棟ということで聞いておりますので、すいません、詳細な連棟数に関しましては、後でお答えさせていただきたいと思います。

議長(横山弘藏) 宮﨑議員

3番(宮﨑良保) 同じく畜産費なんですけども、これも台風9号、10号で支援するということで、畜産の牛舎のほうがかなりやられたところもあると認識をしておりますけれども、これについての具体的な内容説明をお願いします。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 被災された方の実人数が13人プラス2法人、JAのリース牛舎と担い手公社の牛舎になりますけれども、計15者ということになります。

施設に関しましては、計26施設、失礼しました、26施設です。

 被害の状況に関しましては、総額で約2,700万円となっておりまして、JAのリース牛舎が一番大きいんですけど、それで約半額、1,400万ほどの被害となっております。

あと畜舎、堆肥舎、それからボイラー等の付帯施設、それから倉庫等で、先ほど言いましたように26施設になります。

議長(横山弘藏) 宮﨑議員

3番(宮﨑良保) だいたいわかりましたけども、総額2,700万の損害のうちにだいたい何割ぐらいを補助するという仮定で考えたらいいんでしょうか。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 これ歳入でも予算上がっておりましたけれども、先の県議会で農業に関しまして、9号、10号の被災復旧対策支援事業ということで予算が付いております。

 県の補助スキームが、共済に加入されている方に関しては100分の30、それから非加入の方に関しましては100分の15というところで、町のほうで100分の35を、いずれもですね、支援をしたいと思っておりますので、100分の65と、100分の50という補助率になります。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           今田議員

7番(今田光弘) もうちょっと初歩的な質問で申し訳ないんですが、この台風による被災対策支援事業というのは、例えば、先ほどの養殖業者さんとかですね、基本的に個人、まあ法人ですが、いわゆる民間ですね、それについてどこまで補助をするのかという基準のようなものはあるんでしょうか。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 今回の予算に関しましては、先ほども言いましたように、県の補助スキームがございまして、農業においてはですね、共済の加入者と非加入者で補助率が分かれている、水産においてはですね、共済の加入施設は逆に支援対象外というふうになってて、県のほうでも農業と水産業への支援のあり方について対応が分かれているところなんですけれども、町といたしましては、「産業振興関係補助金交付要綱」というものがございますけれども、そこの中の、例えば農業であれば、農業経営改善事業補助金というところで、補助率が、補助事業の場合は2分の1以内というふうになっておりまして、但し書きで、町長が予算の範囲内で認める場合はこの限りではありませんというふうに但し書きがあるんですけれども、基本的にはそういった要綱に照らしてですね、判断をさせていただきました。

実際、明確にですね、これに当てはまるかと言うと、そうではありませんので、コロナの対策の第一弾、第二弾で実施要領等を定めさせていただきましたけれども、そういった対応を執りたいと思っております。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) そうすると、今回の2つの台風の被害に対する支援というのは、これで終わりということでしょうか。

議長(横山弘藏) 産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) お答えいたします。

 非常に難しいご質問ですけれども、現場といたしましては、今後ですね、やはり共済の加入、議員おっしゃるとおり、個人の施設、民間の施設に関しては、原則ご自分でですね、リスクヘッジをとってもらうというのが基本かと思いますので、共済加入を推進しながらですね、加入率を上げていきたいと思っておりますけれども、これで終わりかということに関しましては、これで終わりにしたいとは思っております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 次に移ります。

 第6款・商工費                  今田議員

7番(今田光弘) 観光費の園地の草刈り清掃用の車両の購入ということですが、これ既にもうあると思うんですが、もう1台補正した理由をお聞かせください。

議長(横山弘藏) 産業振興課理事

産業振興課理事(松崎久幸) お答えいたします。

 現在ですね、令和2年度におきまして、園地管理におきまして、建設課のダンプ2台をお借りしまして作業を行っていたところなんですけれども、今回10月からですね、建設課のほうで町道管理作業のほうが始まっておりまして、これに伴ってトラックの活用が少なくなりまして、難しくなったために、今回の購入に至ったという経緯でございます。

議長(横山弘藏) 商工費、ほかにありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 次に移ります。

 第7款・土木費        今田議員

7番(今田光弘) すいません、なんか一人で質問しちゃいまして。

 宮崎町の定住促進住宅ですが、これは元々、その定住促進住宅造るときの費用というのは、いくらぐらいかかったんでしょうか。

議長(横山弘藏) 建設課長

建設課長(橋本 満) お答えいたします。

 宮崎町の定住促進住宅ですけども、元々は高校の教員住宅だったものです。それを町が譲り受けまして、改修しまして、現在定住促進住宅ということで活用しております。

 購入につきましては、無償譲渡だったと思います。その後、交付金を活用して改修しておりますが、手元にですね、今金額のほうが、資料がございませんので、後でまた答えさせていただきたいと思います。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) その数字があって初めてできる話なんですが、ちょっとですね、元々、ごめんなさい、改修して何年になりますか。

議長(横山弘藏) 建設課長

建設課長(橋本 満) お答えいたします。

 ただいま手元に詳細な資料がございませんが、約10年は経過していると思います。

議長(横山弘藏) しばらく休憩します。

 

― 休憩  午前  10 時 21 分 ―

― 再開  午前  10 時 21 分 ―

 

議長(横山弘藏) 再開します。

 ほかにありませんか。                  今田議員

7番(今田光弘) 現在、この宮崎町の定住促進住宅は、人は住んでいるんでしょうか。

議長(横山弘藏) 建設課長

建設課長(橋本 満) お答えいたします。

 4戸ありまして、4戸埋まっております。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) これも先だっての台風の影響で雨漏りがしたということなんでしょうか。

議長(横山弘藏) 建設課長

建設課長(橋本 満) お答えいたします。

 議員おっしゃるとおり、台風9号、10号の被害によりまして、屋上のシート防水がめくれまして、雨漏りが始まっております。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) これは4戸ともですか。

議長(横山弘藏) 建設課長

建設課長(橋本 満) お答えいたします。

 2戸で1棟になっております。それが2棟あります。その2棟分、屋上のシートがめくれております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           今田議員

7番(今田光弘) 自分で確認、はっきりしているわけではないんですが、定住促進住宅がほかにもあって、ほかの定住促進住宅でもかなり雨漏りがあったというふうに聞いております。その辺は把握されてますか。

議長(横山弘藏) 総務課長

総務課長(谷元芳久) 建設課のほうでですね、宮崎町の定住促進住宅については建設課のほうで管理しておりますけども、そのほかの定住促進住宅、個人の家を改修して行っている分については、総務課のほうで対応しておりますけども、今回、補正で上げさせていただいているんですけども、今回の補正では4棟上げさせていただいてるんですけども、そのほかの分については、どうにか前回の当初予算から組んでる修繕料で賄われておりますので、今回4棟分をですね、追加で補正させていただいておりますけども、全戸一応確認はさせていただいてるんですけども、なんせ職人不足で、シート等を被せたりとか、そういった応急処置はさせていただいております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           今田議員

7番(今田光弘) ちょっとこの補正予算から外れるのかもしれませんが、修繕して改修して、新しく定住者向けに造るという段階で、どうも予算ありきでなんか整備の水準が下がってるような雰囲気をちょっと感じるんで、やっぱり元々防げたもんではないかなという気もするんですよ。

そういう意味では、整備する段階で、しっかり、特に屋根関係ですね、それはこれから考えていかなきゃいけないんではないかなと思うんですが、いかがでしょうか。

議長(横山弘藏) 総務課長

総務課長(谷元芳久) お答えします。

議員おっしゃるとおりですね、今現在使われている定住促進住宅についてはですね、屋根のほうがですね、ほぼ、ほとんどの屋根が泥屋根でして、これを一から改修してやるということになりますと、何百万、1棟当たり何百万の屋根替えの修理、改修とかなんかが必要になります。

それを防ぐために、ある程度、危ない箇所にはモルタルとか、そういったものを盛ってですね、雨漏りがしないようにとか、剥がれないような形は執ってきてはおったんですけども、今回ちょっと想定外でですね、2つの台風が通過したということで、予想よりも被害がですね、多くなったというのはもう心得ておりますんで、今後そういった、軽微でも剥がれないような対策が可能であるかどうかもちょっと確認しながら協議していきたいと思っております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏)第8款・消防費    浦議

6番(浦 英明) 無線の修理というふうに言われましたけども、場所とその内容ですね、それと件数ですかね、お尋ねをします。

議長(横山弘藏) 総務課長

総務課長(谷元芳久) お答えいたします。

 この修繕の内容については、防災無線には停電してもですね、バッテリーが内蔵されておりまして、蓄電池ですね、が内蔵されておりまして、その蓄電池がですね、耐用年数をそろそろ超えようとしててですね、一部で無線が聞こえないところが、実際通ってないところが出ておりまして、それが4カ所あります。

その4カ所をまず、4カ所のバッテリーの交換を早急にいたしまして、あと残り全島をですね、全島で32カ所あるんですけども、そのバッテリーを新品に替えようということで、その分の修繕料を今回上げさせていただいております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 次に移ります。

 第9款・教育費                   今田議員

7番(今田光弘) この件に関しましては、先だって全員協議会で説明がありましたが、改めてこの場でお伺いいたします。

 当初予算のおよそ3割が増額ということで、増額しなければ、補正しなければいけなくなった理由をご説明願います。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 増額に至った主な要因でございますけれども、建築面積が当初165.52平米でございました。今回実施設計を行いましたところ、254.32平米というふうなことで、建築面積の増加が大きな要因であります。

 面積の増加に至った要因についての理由としましては、交流スペースと学習スペースの確保を作業部会でですね、委員さん方のご意見を聴くなかで、スペースを個別に取ったという部分と、浴室及びトイレ等をですね、増設したということで、施設の充実を図ったという部分で増額要因となっております。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) 実施設計に当たっては、当初予算の枠というのは必ず頭に置いているはずで、その中でいかに上手く設計するかということになると思うんですが、トイレとか浴室とかは、当初からマックスで12名が寮に入寮できるということで、交流スペースについても最低限の交流スペースというのは当然考えていて、その中での当初予算だったんですが、今回それが本当に大きく面積が変わったというのは、他に理由があるんではないかと思うんですが、その辺についてはいかがでしょうか。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 大きな理由としましては、面積が増えたという部分でございますが、議員ご指摘のとおり、その他の要因としましてですね、作業部会で度々協議を行っていただくなかで、周りとの景観ですね、外観についても小値賀らしいものにということで、配慮しながら作業を、委員さん方と重ねてまいりました。

で、ある程度固まった段階で、文化的景観保護審議会という組織がございます。そこに景観のですね、諮問を行いました。その諮問の段階で、委員さんから、小値賀らしい景観について、その外観の部分ですけれども、指摘事項がございまして、その部分を持ち帰りまして、再度事務局のほうで協議、検討をするなかで、設計変更をせざるを得ないというような状況になりまして、このような増額要因の一つの要因にもなりました。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) 全協でもそういうようなお話だったんですが、結局、保護審議会のほうから指摘されて、当初、ガルバニウムを使っていたんですが、黒とか銀黒の日本瓦、粘土瓦を使うのが基本ということで、そういう指摘を受けたんで、ガルバニウムを瓦に替えたところ、屋根勾配がきつくなって、その分、屋根面積が増える、同時に床面積も増えるということで、それが補正予算に繋がるということは、審議会の指摘によって結局補正に至ったということでよろしいんでしょうか。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 審議会の意見を尊重はしましたけども、最終的には町長と話をしまして、小値賀として景観を考慮した形の、今回のふるさと留学生の寮という形でですね、実施するということで、最終的には町の方針として決定をさせていただきました。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) 一般質問ではないんで自分の意見が言えないんですが、ここの区域の形態や、区域にある建築物の形態や意匠に関しては、当然制限はあるものの、あくまでも原則論ですよね。

実際に原則から外れる場合もあると思うんですが、そのときにはやっぱり現地を見て、周囲の状況と馴染んでるかどうかという判断が非常に大切になると思うんですが、実際にこの場合に、今回のケースで、審議会、8月の20日ですかね、行われたというのは現地を見ているんでしょうか。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 8月20日の審議会につきましては、コロナ禍の状況でございましたので、審査の委員長が佐世保市の方なので、事務局が佐世保市に出向きまして、佐世保市の会場をお借りしてオンライン会議、委員さんが東京と福岡、そして長崎、そして佐世保という、全国各地にいらっしゃいましたので、委員長がいらっしゃる佐世保のほうで会場をお借りしてオンライン会議を実施したということでございます。

 また、事前にですね、審議会の委員長であります方に小値賀のほうに来ていただいて現地の確認はしていただきました。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) 本来はできれば、結果論になりますが、他の委員さんにも、例えば写真、パースと言いますか、実際お隣両側に建物、裏にも建物があるんですが、前面に道路があるというなかで、あのような屋根勾配、屋根が広い建物ができたときに、周辺と馴染むのかどうかというチェックは本来しておくべきだった、それによって、今の審議会がこだわった瓦、日本瓦というのはもうちょっと違ったのかなという気はしますが、これについてはもう済んでしまったことなんで仕方がありません。

 ただ、一つ気になったのが、町の景観計画、これ中身見ますと、住民、事業者、行政の共働による、共に働くですね、「共働による地域固有の特性を生かした良好な景観形成を総合的かつ計画的に推進することを目的として」掲げています。共働という意味では、本当に共働になってるのかどうか、ちょっとなんか一方的ではないかなという気が非常にするんですが、そこが気になるところです。

 そしてもう一つ、この新しい、今回この補正した絵というかですね、今計画されている実施設計の絵を、もう一度審議会に諮るんでしょうか。それとももう審議会には諮らないのでしょうか。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 まず共働の部分に関してなんですけれども、今回、予算の承認をいただけましたら、計画通り、瓦と杉の外壁で実施したいというふうに考えております。  そうすることで、例えば在地区の地域の方々がふるさと留学生の寮に気軽に足を運んでいただくようなことを考えておりますし、近くにですね、周りに植栽をする計画も考えております。

そういうことで、地域の方々と留学生が小値賀の場所を通じてふれあうというのもこの事業の目的の一つでありますので、景観というものは小値賀の暮らし、先人たちが知恵と工夫で積み重ねたものが小値賀の景観になっているというふうに理解しておりますので、その建物が建つことがスタートで、またその時を重ねることで、小値賀の在地区の景観に合った形のものに創り上げていくというんですかね、修景していく、合わせていくというようなことも指導していきたいというふうに考えております。

 失礼しました、審議会を開くのかという部分ですけれども、委員長と副委員長には一応メールを通じまして、今回の、こういう形になりますというのは、事前にお見せをしたところ、承諾と言いますか、「大丈夫です。」いうような返事はいただいておりますので、次回開く際には一応報告という形をとりたいというふうに考えております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           町長

町長(西村久之) 今の件ですけども、当初予算を組むのがですね、ご存知のとおり、11月、12月の段階で予算要求しますけど、そのときにですね、本来は今のような審議会を開いとって、こんな建物を造ったほうがいいよというようなことで、最初の予算をほんとは組まんばいかんだったんですけども、その点がだいたいアバウトじゃなかったのかなというふうに私は考えております。

で、その後にいろいろな意見が出てきて、だんだんだんだん予算が膨れ上がるというふうなことになりますので、最初の予算を組むときにですね、もう少し慎重に考えて、景観条例もあることだし、それぞれ皆さん方の意見を聴いてですね、ある程度の設計を皆さんで作ってもらって、それによって当初予算を組んだほうがよかったというふうなことで今反省しております。

 こういうふうにいろいろなことがあってですね、予算が増えるのは大変心外ですけども、今後はですね、予算要求するときにですね、国庫補助金が絡むもんですから、先に出さんばいかんというのがあって、担当課のほうではですね、アバウト的に、こんな建物でいいんじゃないのということで予算要求してると思うんですね。

それで今回、予算が増えておりますけども、今後はこんなことがないようにですね、注意していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           近藤議員

1番(近藤隆二郎) 今の点に関して、一つお聞きしたいんですが、この寮なんですけれども、景観重要建造物として指定するんでしょうか。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 重要文化的景観のエリア内に入っておりますけれども、現段階では建物自体を構成要素という形での位置づけではございません。

その点については、今後検討してまいりたいと思います。

議長(横山弘藏) 近藤議員

1番(近藤隆二郎) 景観のね、計画の中に、景観重要建造物の指定の方針というのもあるんですね。

今のようにこのように景観が大事ということで予算も変えるぐらいである新しい建物、先ほど次長が言ったように、周りの周囲に影響を与えるというんであれば、指定すべきではないでしょうか。

 一般質問ではないので意見が言えないということであれば、指定しない理由を教えてください。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) この場ではっきりしたお答えはできないんですけども、前向きにですね、検討させていただきたいと思いますし、文化的景観というのは小値賀の宝物というようなことを審査会の委員さんも言っておりましたので、その辺は前向きに検討をさせていただきたいと思っております。

議長(横山弘藏) 近藤議員

1番(近藤隆二郎) あと一点だけ、今田議員さんがおっしゃった共働の概念を非常に取り違えていると思います。

 先ほどの回答では、できた建物がやがて周りの景観、住民に影響を及ぼすということでしたが、質問の意図は、こういう建物を建てる前に、住民の方々と一緒に相談をして、理解をして、共有しながら造るんではないんですかという意味だったと思います。

 今の回答ですと、できた後にこの建物が影響を及ぼすという回答ですから、であれば当然指定すべきだし、むしろ大事なことはあの地区にとってどういう建物が景観としていいのかということを皆さんで共有して理解していくというプロセスだと思うんですね。

その辺がちょっと間違っていたと思うので、ぜひこの建物というハードはですね、一度できたらそれが固定されていきますし、今のように景観審議会を通った建物ということであれば、お手本となるべき建物になってしまうわけです。逆に言うと…。

その意味では根拠をしっかりしていかないと、本当にそれがよい景観かというのが問われますので、その辺をもう一度答弁お願いいたします。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 すいません。今田議員さんの質問に対して的確な答弁でなかったということで、大変失礼いたしました。

 近藤議員のおっしゃるように、地域の方々と、建てる前にそういう情報の共有というか思いを共有すべきではなかったかという部分でございますので、ただ作業部会の委員さんの中に笛吹在地区の方もですね、入っていただいております。

これは地域コーディネーターという立場で入っていただいているんですけども、そういう部分で、地域の方のご意見もですね、設計の段階でご意見としては賜っておりますし、現段階としても、笛吹在・丘町のエリアになりますけども、地域の方も、ぜひ子どもたちを自分たちの地区に入れて、いろんな行事に参加させて、一緒に小値賀のよさを、小値賀の教育を、小値賀の暮らしを学んでいただきたいというような声を聴いておりますので、議員の意見を参考にさせていただきまして、今後の寮運営に役立てていきたいと思います。

議長(横山弘藏) 教育長から一言ありませんか。       教育長

教育長(吉元勝信) 今田議員さん、近藤議員さんからのご指摘についてはですね、やはり我々も計画する段階でもう少し慎重に考えるべきだったというふうに反省をしております。

町が率先して手本を見せるというような部分においてもですね、もう少し考えが不足していたのかなあというふうに反省しております。

 今後は、審議委員会の先生方ともですね、いろんな形でお話をさせていただきながら、よりよい景観、そういったものを目指しながら進めていきたいというふうに思っております。以上です。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           宮﨑議員

3番(宮﨑良保) 7項5目ですね、一番最後になりますけども、文化財保護調査費の中の補助金ということで、18節ですね、長寿寺にある大応庵の修理ということで、ここに150万上がっておりますけども、項目では保護調査費となっておりますけれども、節では工事補助金ということで、工事なのか調査なのかちょっとはっきりわかりませんので、その辺を伺いたいと思います。

 更に、今回の町の文化財で被害を受けたのは、長寿寺の大応庵だけではなくて、沖ノ神嶋神社の鳥居も若干被害を受けたと思うんですけど、その辺の対応についてはどうなってるんでしょうか伺います。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 まず、文化財保護調査費の18節、補助金の内容につきましては、今回の9号、10号の台風で、議員おっしゃるとおり、長寿寺の大応庵の屋根がですね、被害を受けておりまして、その部分を現状復旧するという修繕でございまして、あくまで長寿寺所有でございますので、町の教育の補助要綱に基づきまして、2分の1以内の補助ということで、150万円を予算要求させていただいております。

 また、沖ノ神嶋神社のほうですね、議員おっしゃるとおり、沖ノ神嶋の下の鳥居のほうもですね、今回の台風で被害を受けておりまして、現在、見積り依頼をしております。

特に現状復旧もですね、専門の方の意見を聞きながらやっていくというのがありますもんですから、一応現場のほうを委員さん方に見ていただいた後に、どういう工法でやるかというのも含めてですね、今調整中でございます。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           教育次長

教育次長(永田敬三) 失礼いたしました。

 ちょっと答弁漏れがありましたので、お答えさせていただきます。

 5目の文化財保護調査費という名称ですね、文化財の保護という部分と調査費という部分、一緒になってるもんですから、文化財保護調査費という形で予算名は付けさせていただいております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           今田議員

7番(今田光弘) 同じくですね、筒井浦の公民館の改修工事の補助金が出ているんですが、台風被害にあったのは筒井浦の公民館以外もあると思うんですが、今回、筒井浦だけということは、その説明をお願いします。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 議員おっしゃるように、筒井浦地区だけではございませんで、実際に浜津地区の住民センターのほうも被害を受けております。

 先日、地区会長さんのほうからお話がありまして、屋根の部分の防水シートがですね、どうも破損しているということで状況お聞きしましたので、応急処置で対応できる部分については対応するということと、現在、業者のほうに見積りをですね、依頼しておりますので、その部分については今回の予算要求はいたしておりません。

以上でございます。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) いろいろな台風の被害、これからも毎年のように発生することが考えられると思うんですが、住民センター、あるいは公民館というのが、もうかなり年数が経てまして、傷みが進んでいるというなかで、どの程度まで改修して、あるいはもう新しくするとかですね、そういう考えもあると思うんで、今回補正予算なんであんまり関係ないのかもしれませんが、その辺をちゃんと長いスパンで考えた中で、今回は例えば補正しよう、あるいは浜津の住民センターでいけば、かなりの金額かかるんで、地区の人たちからすると、「もうこれは建て替えたほうが安いよ。」っていう意見もあるんですよね、実際…。

 その辺について、ほんとに目先だけじゃなくて、長いスパンの中でどういうふうに考えているかをお答えください。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 議員おっしゃるように、各地区の公民館につきましても、かなりの年数が経過しているのは把握しておるところでございます。

 現在、そういう住民センター等につきまして、町のほうで老朽化調査を実施いたしておるところでございます。

その結果に基づきまして、計画的にですね、維持、補修、または新たに建設するものかにつきましては、今後ですね、検討したいというふうに思っております。

 国土強靭化計画も現在策定中ということを聞いておりますので、その辺も含めてですね、一緒に検討をしていきたいと考えております。

議長(横山弘藏) 今田議員

7番(今田光弘) もう恐らく3年ぐらい前から、「町のほうで老朽化調査をしてその結果に基づいて。」という言葉をよく聞いておるんですが、教育委員会関係だけではなくて、町全体の中で、老朽化がどのぐらい進んでいるのかが、僕ら町民として全然見えてこないんで、それをですね、ぜひ、これはもう町長のあれかもしれませんが、なるべくそういう情報は見ることができるように、例えば浜津の住民センターで言えば、もうほんとにやばいんだよ、なのか、まだ10年もつよ、とかですね、その辺が全然わからないので、みんな地元もたぶん混乱してると、そういうところがあると思いますんで、その辺についていかがでしょうか。

議長(横山弘藏) 総務課長

総務課長(谷元芳久) お答えいたします。

 老朽化調査については、今、総務課のほうが担当課としてやっております。

 本年中に全施設の老朽化調査が終わって、その計画もですね、うちのほうで策定したいと思っておりますので、それ以降ですね、住民の方に、そういった、特に公民館、住民が利用するようなところについては、ここ数年でというような危険箇所についてはですね、早目に公表するべきではないかと思いますので、その辺は検討しながら、住民の方への公表も考えていきたいと思っております。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。       近藤議員

1番(近藤隆二郎) 一番下の、今の長寿寺のところなんですけれども、沖ノ神嶋神社のこともありましたし、文化財として全体どれぐらいの被害があって、今後どれぐらいを想定してるのかということと、あと、この補助率ですね、これ10割なのかなんなのか、あと、文化財に関しての補助金はないんでしょうか。

 以上、3点お願いします。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 その他の文化財についてということで、現在、町内に52の文化財があるんですけれども、台風後、町の指定の物件については担当のほうで確認をさせていただいたんですけども、個人の所有のものについては、正直まだ詳細な被害状況を把握できていないのが現状でございます。なので、今後ですね、確認をしていきたいというふうに考えております。

 また、補助率につきましては、町指定の文化財につきましては、20万以上に値する修繕費につきまして2分の1以内という補助要綱上なっておりますので、その要綱に基づきまして、補助金を交付する予定としております。

 また、3点目につきましては、当然、国・県の指定の物件でありましたら、国・県に補助金の要求をするように手続きは考えたいと思っておりますが、今回は町指定の有形文化財でございますので、町のほうが2分の1以内で補助をするということで、予算をお願いしたところでございます。

議長(横山弘藏) 教育費、ほかにありませんか。       浦議

6番(浦 英明) 3目及び5目の需用費の修繕料ですけど、それぞれについて詳しい内容をお尋ねします。

議長(横山弘藏) 教育次長

教育次長(永田敬三) お答えいたします。

 まず3目・総合センター費の修繕でございますが、台風9号の折に、教育委員会事務所の空調が故障いたしまして、空調機自体がもうかなり古い機種ということで、修繕が効かないという業者からの指摘もありましたので、今回、取り替えという形で予算をお願いしております。

 次の5目・文化財保護調査費の90万につきましては、旧野首教会の屋根、東側になるんですけども、その部分が台風で傷んでおりますし、中のほうも少し被害を受けております。その分の改修・修繕の費用でございます。

議長(横山弘藏) 浦議

6番(浦 英明) ここだけじゃないんですけどですね、『修繕料』って書いておりますんで、内容を書いてもらえれば、どこどこだと…。

これは教育費に限ったことじゃないんですけども、そのほかのやつもですね。そうせんと、なんもかんも質問していかねいかんけん、一つずつですね。

 ほかの皆さんもそういうことで注意しておきたいと思います。

よろしくお願いします。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           総務課長

総務課長(谷元芳久) すみません。

 浦議員の修繕料の内訳についてですけども、先ほど言った、各費目でですね、一つで済む修繕料もありますし、道路であれば、カーブミラーが何カ所とか、いろんな細かいものを集めたもので、修繕料の中を書くっていうのが、なかなか全部を記載するというのが難しいものですから、こういった形で出させていただいております。

 今後、必要なものがあれば、大規模な分はどうにか書けるかもしれませんけど、小さいものが集まった修繕料についてはですね、同じような書き方になろうかと思いますので、今後検討させていただきたいと思います。

議長(横山弘藏) ほかにありませんか。           建設課長

建設課長(橋本 満) 先ほど、今田議員さんから質問された事項で答弁もれがあった事項について説明いたします。

 7款3項・住宅費、宮崎町定住促進住宅屋根防水工事についてですけど、まず、建物についてはですね、平成25年7月10日に110万2,500円で購入いたしております。

その後、土地につきまして、平成28年3月25日に県のほうから262万5,000円で購入しております。

 建物の建設年月日ですけども、昭和53年度建設ということで、町がその後、25年譲受けをいたしまして、25年度に399万9,000円で補修工事を行っております。

 以上です。

議長(横山弘藏) ほかに答弁もれありませんか。      産業振興課長

産業振興課長(中村慶幸) すいません。

 5款・農林水産業費におきまして、宮﨑議員からの質問を保留させていただいておりましたので、答弁いたします。

 ハウスの施設の規模でございますけれども、5連棟1,500平米がお二方、4連棟の1,470平米がお一方、以上です。

議長(横山弘藏) これから歳入歳出全般についてご質疑願います。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 質疑なしと認めます。

これで質疑を終わります。

これから討論を行います。

まず原案に反対者の発言を許します。

(「反対討論なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 反対討論なしと認めます。

次に原案に賛成者の発言を許します。

(「賛成討論なし」と呼ぶ者あり)

議長(横山弘藏) 賛成討論なしと認めます。

これで討論を終わります。

これから、議案第63号、令和2年度小値賀町一般会計補正予算(第6号)を採決します。

この表決は起立によって行います。

議案第63号、令和2年度小値賀町一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり決定することに、賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

議長(横山弘藏) 起立全員です。

したがって、議案第63号、令和2年度小値賀町一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決されました。

 以上で、本10月会議に附議された案件の審議は全部終了いたしました。

 これにて令和2年小値賀町議会10月会議を終了いたします。

 

― 午前  11 時 03 分  散会 ―