小値賀町議会議事録アーカイブ

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2019.5.23 令和元年小値賀町議会5月会議

令和元年小値賀町議会5月会議

 

 

 

 

 

 

1、出 席 議 員 8 名

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2、欠 席 議 員 な し

 

 

 

 

 

3、地方自治法第121条の規定により、説明のため、この会議に出席した

者は、次のとおりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

西

 

管 理

 

福 祉 事 務 所 長          植    村    敏    彦

産 業 振 興 課 理 事         松    尾    幸    治 産 業 振 興 課 長          中    村    慶    幸 農業委員会事務局長          西         浩   康 建   設   課   長          橋    本          満 診 療 所 事 務 長          近    藤          進 教   育   次   長          永    田    敬    三

 

 

 

 

 

 

 

4、本会議の事務局職員は、次のとおりである。

 

 

 

 

議 会 事 務 局 長

議 会 事 務 局 書 記

 

 

 

 

 

 

 

 

5、議 事 日 程

 

 

別紙のとおりである。

 

 

 

 

 

議 事 日 程

 

 

 

 

令和元年小値賀町議会5月会議

令和元年5月23日(木曜日) 午前10時00分

 

 

 

 

第 1 会議録署名議員指名( 宮﨑良保議員 ・ 黒﨑政美議員 ) 第 2 所 信 表 明

第 3 議案第 2 6 号 副町長選任の同意について

 

 

 

午前 10 時 00 分

議長(横山弘藏) 皆さん、おはようございます。 ただいまから、令和元年小値賀町議会 5 月会議を開きます。 それでは、本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配布したとお

りであります。

なお、本 5 月会議の会議期間は本日のみとなっておりますので、皆様には円 滑な議会運営によろしくご協力いただきますようお願い申し上げます。

 

 

日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。 本日の会議録署名議員は、会議規則第 125 条の規定によって、3 番・宮﨑良

保議員、4 番・黒﨑政美議員を指名します。

 

 

日程第 2、所信表明を行います。 町長より所信表明の申し出がありましたので、町長の発言を許します。 町 長

町長(西村久之) 皆さん、おはようございます。 本日ここに、令和元年小値賀町議会 5 月会議を招集しましたところ、議員の

皆様にはご健勝にてご出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。

このたびの町長選挙におきまして、多くの町民の皆様の力強いご支援をいた だき、私が今後 4 年間の小値賀町の舵取り役として町政の執行に当たることに なりました。その任に当たりますことは、身に余る光栄でございますとともに、 改めてその責任の重大さをひしひしと感じているところでございます。

首長と議会は地方自治の両輪と言われます。これからは、何といっても小値

賀町内の相互の融和を図り、町民のためを第一に考え、選ばれた首長として、 誠心誠意その職責を全うするよう努力いたしますので、議員各位のご指導とご 鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

さて、私が今後どのような施策を進めていくのかということにつきましては、 まず、保健・医療・福祉を充実させること、次に、農業・漁業・商工業・観光 業等の地場産業を振興させること、次に、住宅や環境問題に対処すること、そ して、子供の教育や子育て支援を充実させることであります。

これらのことにつきましては、日本全国、各市町村で独自の計画書が作成さ れておりますが、小値賀町も例外ではなく、小値賀町総合計画・過疎計画・辺 地計画が策定されております。

総合計画については、10 年後までの計画でございますが、現在、後期の 5 年 間の見直し作業を進めているところでございます。

また、過疎計画・辺地計画につきましては、5 年後までの各種事業の計画を策

 

 

 

定したものでございます。

私は、これらの計画に皆様からのご意見を拝聴し、内容を精査し、優先順位 をつけながら着実に実行してまいります。

このような中、まず、最重要課題であります、不足している診療所医師につ いてでございますが、医療体制が整っていない地域には定住人口の増加は望め ないという観点から、来年の 4 月 1 日には田中医師と常勤医師の 2 名体制で診 療を実施するようにいたしております。また、再来年の田中医師の定年後につ きましては、これまでの最大の功労者であります田中医師の意向を踏まえ、そ れに沿った形で慎重に協議を重ねてまいりたいと考えております。

次に、松くい虫による松枯れ対策でございますが、すでに令和元年度の国庫 補助金、県補助金等の予算措置がなされ、空中散布及び地上散布が実施される

こととなっておりますが、今年度は、空中散布については例年どおりですが、 地上散布については無人ヘリコプターを利用することになっております。また、 できるだけ早い時期に、国・県・研究者などをメンバーにした、総合的な松く い虫対策に関する協議の場を設け、理論的な方向付けを行い、国や県に支援を 要望するよう計画をいたしております。「姫の松原」はもちろんですが、残っ ている他の防風林についても、今年度の実績を踏まえ、次年度以降の対策を早 急に国や県と協議してまいります。

次に、地場産業の振興対策でございますが、農業・水産業においては、園芸 ハウス整備事業、肉用牛産地育成強化対策事業、畜産クラスター牛舎建設事業、 燃油高騰対策事業、流通効率化コスト改善事業、水産経営安定化対策事業を、 商工観光業においては、雇用機会拡充事業補助金五島列島の島々横断交流拡 大・移住プロジェクト事業など、現在予算化されております事業については、 継続して実施してまいりますとともに、関係者のご意見を拝聴しながら行政に 反映させてまいります。

また、担い手公社の運営改革にも着手をしてまいります。 次に、高齢者や子育て世帯に対する福祉施策でございますが、敬老の日関係

補助金及び福祉関係予算、保育料軽減事業・児童公園維持管理事業などのほか に、新たに地域福祉センターの外壁工事及びトイレ等の水回りの改修事業も実 施してまいります。

次に、教育関係でございますが、子供たちは小値賀町の宝であり、日本の宝

です。子供たちの教育なくして小値賀町の発展はございません。そのような観 点から次のような事業を展開してまいります。

子供たちの学校生活での健康管理をする上で重要となります空調設備の整備 を実施するとともに、学校図書システム更新事業・ICT 教育推進事業・こども 園改修事業及び遊具整備事業などの環境づくり事業を実施してまいります。

 

 

 

次に、情報公開でございますが、現在の小値賀町の借金の残高、基金の残高

はもちろん、歳入における地方交付税の動向や地方税の収入見込み、また、歳

出において、人件費・地方債の償還額、投資的経費などの支出見込みなどの財 政状況については、5 年後を基本に 10 年後、20 年後の将来を見据えた財政計画 を作成し、皆様にその都度公開してまいります。

以上のようなことで、今後の小値賀町を支える人材の育成、後継者対策及び 雇用の創出に全力で取り組んでまいります。

現在の財政の基礎を築いたのは、16 年前に就任した、今は亡き、山田町長で ございます。

その時に、自分の身を切って、利率の高い地方債及び地方交付税措置の悪い

地方債などを繰上償還したことなど、思い切った行財政改革をやった結果、現 在の財政状況となっております。

そのことを念頭に、初心を忘れず、私の町政運営の理念であります「町民あ っての小値賀町」「町民が主役の小値賀町」を柱に、安心して暮らせる環境づ

くりと、活力あるまちづくりを目指し、夢のある小値賀町の実現に一生懸命頑 張ってまいる所存でございます。

この度の選挙を通して、町民皆様から寄せられた多くのご支援、ご厚情に対 して心より感謝申し上げますとともに、町民皆様方のご健勝とご多幸を心より ご祈念申し上げ、所信表明といたします。

今後 4 年間、どうぞよろしくお願いいたします。 議長(横山弘藏) これで所信表明を終わります。

 

 

日程第 3、議案第 26 号、副町長選任の同意についてを議題とします。 診療所事務長の退場を求めます。

(診療所事務長 退場)

本件について、提案理由の説明を求めます。 町 長 町長(西村久之) 議案第 26 号、副町長選任の同意について提案理由を申し上 げます。

現在、空席となっております副町長の人事につきましては、4 月 30 日の町長 就任以来、慎重に人選を進めてまいりましたが、このたび、近藤 進氏を選任 いたしたいので、地方自治法第 162 条の規定によりまして議会の同意を求める ものでございます。

皆様もご承知のとおり、近藤  進氏は昭和 40 年 3 月 9 日生まれの 54 歳で、 昭和 60 年 3 月に小値賀町職員として採用されて以来、34 年以上にわたり、現 在の診療所事務長をはじめ、総務課、建設課、水産商工課、教育委員会、住民 課など多くの課に在籍しており行政経験が豊富でございます。行政運営に関し

 

 

 

て優れた人材で、人格は高潔であります。

私は、自信を持って小値賀町副町長として最適任と考えております。 なお、任期は令和元年 6 月 1 日から令和 5 年 5 月 31 日までの 4 年間でござい

ます。

よろしくご審議の上、ご同意賜りますようお願いいたします。 議長(横山弘藏) これで提案理由の説明を終わります。

これから質疑を行います。 質疑はありませんか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり) 議長(横山弘藏) 質疑なしと認めます。

これで質疑を終わります。 これから討論を行いたいと思いますが、人事に関する案件でありますので、

討論を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり) 議長(横山弘藏) 異議なしと認めます。

したがって討論を省略いたします。

これから議案第 26 号、副町長選任の同意について採決します。 お諮りします。 副町長選任の同意については、これに同意することにご異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり) 議長(横山弘藏) 異議なしと認めます。

したがって議案第 26 号、副町長選任の同意については、これに同意すること に決定いたしました。

しばらく休憩します。

(診療所事務長 入場)

 

― 休 憩

午 前

10

11 分

― 再 開

午 前

10

11 分

 

 

議長(横山弘藏) 再開します。

以上で、本 5 月会議に付議された案件の審議は全部終了いたしました。 これにて、令和元年小値賀町議会 5 月会議は散会といたします。

 

 

― 午 前 10 時 12 分 散 会 ―