小値賀町議会議事録アーカイブ

小値賀町議会の議事録アーカイブです。検索用で、正式な議事録は公式ページのpdfをご覧ください。

2012.9.18平成24年小値賀町議会決算特別委員会

  • 委員会を開いた年月日及び場所

平成24年9月18日  午前9時30分開会

小値賀町役場 3階第1会議室

 

  • 出席した委員の氏名

                        委員長   小 辻 隆治郎

                        副委員長   末 永 一 朗

                        委  員   伊 藤 忠 之

                        委  員   浦   英 明

                        委  員   土 川 重 佳

                        委  員   宮 﨑 良 保

                        委  員   松 屋 治 郎

                        委  員   近 藤 育 雄

 

  • 欠席した委員の氏名       な  し

 

  • 出席した委員外議員の氏名

                        議  長   立 石 隆 教

                      議選監査委員   岩 坪 義 光

 

5.説明のため出席した者

                  町長    西   浩 三

                  副町長    谷   良 一

                  会計管理者    熊 脇 一 也

                  総務課長    中 川 一 也

                  住民課長    吉 元 勝 信

                  住民課理事    平 湯 貴 浩

                  産業振興課長    西 村 久 之

                  産業振興課理事    尾 﨑 孝 三

                  建設課長    升 水 裕 司

                  診療所事務長    尾 野 英 昭

 

6.職務のため出席した者

                  議会事務局長    大 田 一 夫

                  議会事務局書記    岩 坪 百 合

 

7.付託を受けた事件の件名

         議案第48号  平成23年度小値賀町各会計歳入歳出決算認定について

 

平成23年度小値賀町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算

平成23年度小値賀町介護保険事業特別会計歳入歳出決算

平成23年度小値賀町後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算

平成23年度小値賀町渡船事業特別会計歳入歳出決算

平成23年度小値賀町簡易水道事業特別会計歳入歳出決算

平成23年度小値賀町下水道事業特別会計歳入歳出決算

平成23年度小値賀町国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算

 

委員長(小辻隆治郎) おはようございます。

 最初に執行部の皆さん、昨日は久々の大型台風で色々後片付け等々、本当にお疲れさまであった。感謝申し上げる。                          町  長

町 長(西 浩三) ご案内のように昨日、一昨日から台風16号が襲来をしており、15日の夜から警戒本部を作りまして、情報の収集に当たっておりましたが、おかげさまで人的被害はなく、一安堵しているところでございますが、特に農家の方にとっては秋野菜の作付等に支障はないか、それとハウスの方が損害を受けているという報告を受けておりますが、詳細は今調査中でございますので、改めまして、その被害の状況は報告させていただく。久しぶりの台風ということで、防災無線等も20何年前の台風12号でしたか、あれ以降、整備を進めてきた訳ですけども、久しぶりの停電ということで、まず防災無線の状況がですね、聞こえないとか鳴らないとか、かなりの件数に亘って電話が掛かったようでございますが殆どの原因が電池を入れてなかったとか、そういうのが原因でございまして、良い経験をしたのかなと思っている。そういうことで、まだ使い方については今後もう1回、周知を図る必要があるかなと思っている。被害ですけれども、先程も言いましたように民間の方は瓦を飛ばされているところがあり、特に東目の方が南東の風が吹いたということで、唐見崎、それから前方、柳、それと離島でまだはっきりした数字は掴めておりませんけども、納島の方でちょっと被害が出ているようだという報告を受けている。あと、公共的なことで言いますと、松の木の大きいのがあっちこっち倒れまして、一部交通止めをしておりまして、昨日の午後には学校の前のかなり大きい松ですけども、それは撤去して交通止めも解除している。その他、唐見崎、船瀬等で道路を塞いだ倒木が出ている。それは現在は撤去をしている。その後、昨日の午後からは担い手公社とそれから伐倒班の応援を受けまして、道路人夫さん達を収集しまして役場職員一緒になって道路の確保をしたところである。ただ現在、交通止めにしているところが1箇所ございまして、これはちょっと上の方の石垣が崩れておりまして、どうも通行が危ないということでしている。役場のすぐ近くですけども、柳田町から会舎町に降りる、あんまり使われていない道路ではある訳ですけども、前からあこうの木の根っこに石垣がありまして、それでたまたま台風で揺すられて落ちたのかと思いますけども、それについて、災害復旧でやるか、これから検討をさせていただく。その他、役場が管理しております町有財産があちこち10数箇所、傷んでいる。これの手当につきまして、予備費を充当するか、それとも災害復旧費を組みなおすか、ここ何日間かで結論を出したいというふうに考えている。特に、旧生産組合、あそこが酷く傷んでいる。そういうことで、どういう管理をこれからやっていくかが問題になろうかと思う。その他、カーブミラーとか、掲示板がめちゃくちゃになっている所も数箇所ある。被害としましては、そういうふうな状況である。まだ今現在、調査中ということである。分かりましたら詳細をお知らせしたいと思う。以上である。

委員長(小辻隆治) それから、開議する前に、議員の皆さんと執行部の皆さんに、今度初めてこのマイクを使う訳ですけども、マイクのオン・オフがまだ忘れるようである。必ず発言の時にはオンにして、発言が終わったらオフにしてもらうように、忘れないようにお願いする。

 ただいまから14日に引き続き、決算特別委員会を開会する。

 本日の議題は、特別会計7会計についてである。

 これから質疑を行う。

国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・国民健康保険税                     住民課長

住民課長(吉元勝信) おはようございます。

 大変申し訳ありませんが、成果報告書の38頁に訂正がある。中ほどの「補助金は、国の普通調整交付金が約1,000万円、」となっているが、1,000万円の後に「1,000万円増となったものの、」というふうに文言挿入をお願いする。

委員長(小辻隆治郎) 土川委員

委 員(土川重佳) 1目・一般被保険者国民健康保険税、本年も2,150万4,083円となっており、現年度が151万程となっており、滞納繰越分が1,900万程、22年度が47名だったと報告を受けているが本年度の納税の状況は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 議員言われるように、本年度分と滞納繰越分を合わせると2,150万の未収金があるが、現年度分と過年度分と合わせると54人の未納。

委員長(小辻隆治郎) 土川委員

委 員(土川重佳) 22年度に比べて納税する人数も若干増えている。職業的にはどのような傾向か?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 54人を分析すると、漁業の方が10名、農業の方が3名、商工業の方が9名、その他、無職や生活保護等が25名、町外者の方が7名という状況。

委員長(小辻隆治郎) 土川委員

委 員(土川重佳) 職種を見てみると、農・漁業者あり、小値賀町は農・漁業が栄えないと商工業にもこうして影響を与えていることが分かる。第1次産業をもう少し活性化させていく検討をして欲しいと思う。『成果報告書』に書いてあるが、「補助金は、国の普通調整交付金が約1,000万円増となったものの、県の特別交付金が約2,200万円の大幅な減となり、厳しい運営となったために財政調整基金を2,000万円取り崩している。」と書かれているが、今現在、国保の積立金は幾らあるか?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 国保の財政調整基金は、1億6,308万2,000円程度ある。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) この国保財政調整基金は、町民の負担を軽減するための対策としてしていると思うが、今後、このように収入未済額が多くなった場合に、またまた調整基金を取り崩すような結果になると思うが、そこら辺の考え方は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 国保の財政調整基金の趣旨としては、例えば急激に医療費が上がって、現年度の保険税徴収、そういったものでは対応が難しい、そういった時に使うというのが趣旨であるが、先程来のご意見があるように、例えば所得が急激に減ったりとか、そういった部分で負担がかなり重くなったりとかも今後予想されるので、そういった部分に関しても十分に検討し、慎重に対応したいと考えている。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・使用料及び手数料           伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 162頁の督促手数料、これは国保、介護、後期高齢者にもそれぞれ計上されているが、対応策として中々出せないという状況だろうが、介護とか後期高齢者の意味を含めても今後どのような対策をとっていくのか?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 規定では1件につき100円請求するようになっているが、現在、取っていない。町税についても、現在、督促状を発行した時でも手数料を取っていない。総合的に検討して必要があればちゃんとした処理をしなければと思っている。本税が中々入らないというような難しい状況の中で、督促手数料だけをしても、その分が確実に入るかどうかということも難しいところもあるので、この分についても全般的に検討したいと思う。

委員長(小辻隆治郎) 第3款・国庫支出             伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 確認のために伺うが、国庫補助金の2節の特別調整交付金は、へき地診療所とかで立地条件から見て赤字を余儀なくされている場合にはこの交付金を交付するということになっているが、歳出で直営診療所勘定繰出金が928万8,000円程あるが、これは全額この調整交付金の中に入っているのか?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 本来は医療費に掛かる40%分を国が負担しなくてはいけなかったが、平成17年度から一部法改正があって、負担金を34%にする、その分の補てんを国庫補助金の普通調整交付金或いは特別調整交付金でカバーするというような制度になっており、先程、議員さん言われた分については、医療費の分をこの特別調整交付金で見ているというような状況。

委員長(小辻隆治郎) 第4款・療養給付費交付金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・前期高齢者交付金           

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第6款・県支出             伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 県負担金の中の2目・特定健診、『成果報告書』には前年度よりも31名程減っているが内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 減の人数については実際には受診された人数の分を掲載しているので、そういう状況で、申し訳ないが分析というのをしていないので、どういう内容でこれだけ減ったのか、現状では把握していないが、いづれにしても町としては少しでも受診者を増やそうということで、個別通知をしたりとか色んな手段でしておりますが、残念ながら23年度は若干減ったという状況。平成24年度は受診率の向上に向けて各方面、診療所、健康管理センターと連携して頑張っているので、目標の65%受診率に向けて今後も頑張っていきたいと考えている。

委員長(小辻隆治郎) 第7款・共同事業交付金            

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第8款・財産収             

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第9款・繰入             

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第10款・繰越

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第11款・諸収

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。                         26:46

 第1款・総務                      

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第2款・保険給付             浦 委員

委 員(浦 英明) 1目の一般被保険者療養給付費、19節・負担金で12節から11万5,000円流用、同じく6目の12節から3万3,000円流用、予備費から391万9,000円充用しているが、この内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 一般被保険者の療養給付費については3月から2月のベースでやるので、4月まで状況が分からない。従いまして、予算的には組んでいたものの最終的に国保連合会の方から請求が回ってきたときに予算が不足を生じたので、流用できるところは流用を行なって、それでも足りなかった分に関しては予備費から充当したという状況。先程も言ったように最終段階まで分からない状況があるので、例えば足りなくなったり或いは余ったりというようなことが時々生じますが、その点はご容赦いただきたい。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 時期的な関係があるから、補正では組めないと、それでこういうふうに充用或いは流用したということだが、その下の2目で58万4,000円程、出ているので、この件も尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 先程も申したが、4月段階でははっきりした数値は掴めないという状況で、それまでの中間実績として退職者については減少する傾向があるということで推計はいたして補正で減額したが、最終的には予想よりも医療費としては少なかったために不用額が58万発生したという状況。

委員長(小辻隆治郎) 第3款・老人保健拠出金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・前期高齢者納付金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・後期高齢者支援金           伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 補助金の分で前年度よりも355万円程、増額になっているが、内容の説明を。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 後期高齢者の医療費に掛かった分の半分の0.4、そういった分を交付されるということになっており、これは支払基金の方が算定する関係で、後期高齢者の医療費の分を推計しながらそれによって交付されるので、町としてはそういう資料を頂いて、その分で歳出を行うという状況。

委員長(小辻隆治郎) 第6款・介護納付

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第7款・共同事業拠出金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第8款・保健事業             浦 委員

委 員(浦 英明) 備品購入費で予備費から25万8,000円充用しているが内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 健康管理センターに備えている薬用保冷庫が当初から設置しておいたものだが、これが急に故障して年数が古いために修理が不可能ということになった。当然、この中には予防接種に関わるワクチン、そういったものを保管して緊急性が高い部分もあるので、予備費の方から25万8,000円充用して早急に対応した次第である。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 182頁、7節・賃金が47万8,000円、臨時雇賃金の不用額の内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 臨時の保健師の賃金を予算化していた。平成23年度は新人の保健師2名採用というようなことで、色んな支援と前任者が町外へ転出したために色んな指導をして貰おうということで、年間を通じて予算化していたが、最終的には後半については自分達で何とか出来るということになり、その分が余っているという状況である。

委員長(小辻隆治郎) 第9款・特定健康診査・特定保健指導費     

 住民課長、この『成果報告書』を見れば、23年度が「特定保健指導については、計画目標45%に対して56.5%となりました。」と書いている。来年度は指導率を45%を目標にするのか?下回る訳か?60ぐらいを狙わなければでは?                    住民課長

住民課長(吉元勝信) ここで書いている受診率65%と指導率45%は第1期の特定健診の国の計画というのがあり、その中で指示されている目標数値が65%と45%ということである。これを最低でもクリアしなければならないというようなことで、平成24年度は頑張っているところである。

委員長(小辻隆治郎) 56.5%を45%に戻すというのが気になるので、60%を今度やりますというような方向なら納得がいくかなと思う。指導しなくてもいい、減らしてもいいという話になるでしょうから…。                                 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 『成果報告書』の中で、ただいま目標率があったが、「来年度は計画最終年度であるため」というのは、これは国が決めた計画書が最終年度か?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) この特定健診に変わって、国の方が第1期ということで平成20年から平成24年度を計画の中に盛り込んでいる。そういう中で、最終的には国保においては受診率が65%、指導率を45%にしなさいというような目標設定をしていて、平成25年度以降、また第2期ということで国は考えており、5年計画で、今度は国保の受診率を現状を分析した結果、60%、指導率を60%を各市町村国保に求めるというような情報が入っている。

委員長(小辻隆治郎) ちなみに24年度はどのくらいになっているか?特定健診。   住民課長

住民課長(吉元勝信) 現在の健診の状況だが、平成24年度においては、受診率が58.9%、指導率が78.7%という状況。受診率については、まだ65%という部分をクリアしていないので、秋にもう1回健診を行なおうというふうに今検討中。未受診者に対して、個別通知を行なって、期間を決めて健診を行いたいというふうに思っている。

委員長(小辻隆治郎) 第10款・基金積立

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第12款・諸支出

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第13款・予備

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)                             43:15

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。    浦 委員

委 員(浦 英明) 176頁、4項・出産育児諸費、これが22年度と比べると126万1,000円、約倍に増えているが、内容について、出来れば職種別とか人数を尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 出産育児一時金については、単価が42万円で6件分。職種については、申し訳ないが把握していないが、平成23年度は全体的に出生者が多かったということで、全体では19人か20人ぐらい出生者が居たと思う。ですから、普通の年度に比べると1.5倍以上増えたというような状況。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 子どもが少ない中、こんなふうに増えるということは喜ばしい事でもあるが、ちなみに24年度はどのような状況か?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 今年度は昨年度と比べてかなり減っていて、今のところ母子手帳の交付をしている方が8人というような状況。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) 『成果報告書』の38頁、「歳入の状況」の中で、1番下の行で毎年出て来る文言なので今の内に聞くが、「収納率については、22年度分98.02%、過年度分が7.92%」この計算なのだが、計算元の数字というのは22年度の収入未済額の2,171万円だったと思うが、これに対する収納率ということか?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 大変申し訳ない。この22年度分と書いているのは23年度現年度分という意味で、平成23年度に所得が確定して課税を行い、その分について実際に収納が幾らあったかというような率が出て来るので、実際に納付して貰った分が98.02%ということになる。過年度分については、平成22年度までに入っていない総額を出し、その分について実際に入ったお金がどれくらいかということで収納率を算定するので、それが7.92%しか入らなかったという分析結果である。

委員長(小辻隆治郎) ほかに質疑はないか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。                                49:08

 

次に、介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・保険                       伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 保険料で収入未済額が合計合わせて過年度分と滞納繰越分で約80万程、昨年度よりも20万6,000円程増額になっているが、この内容説明を。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 現年度分については15名の方、32件の未納。滞納繰越については11名の方で47件。新たに平成23年度に新規に未納という方が7名居り、年々新しく未納者が増えているので対策を検討しなければいけないと考えている。

委員長(小辻隆治郎) 第3款・使用料及び手数料

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・国庫支出

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・県支出             浦 委員

委 員(浦 英明) 3項・県補助金、3目・事業費補助金、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金があるが、これは前に説明した時に廃目したとかいうふうなことを聞いたが、1号補正で122万円計上して、決算で実績が上がっているので内容を尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 平成23年度については、緊急雇用の方で地域包括支援センター保健師1名を臨時雇用した。この保健師の分については10分の10、全額助成となっていて、浦委員がおっしゃった廃目というのは平成24年度についても保健師1名、看護師1名を緊急雇用で雇用しようと考えていたが、募集が無かったために平成24年度は取り止めということに至った。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 今のに関連して、この包括支援センターの相談員の体制強化の中で、介護予防活動及び相談業務の体制の強化を行うと事業内容が示されているが、事業内容の活動の成果は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 平成22年度までは地域包括支援センターに専任の職員が1名しか居なくて、あとは兼任であった中で、地域包括の事業を行なっていたところだが、一部社会福祉協議会の方に委託をやりながらやっていたが、社会福祉協議会の方も中々人員の確保が難しいというようなことがあり、地域包括の中でやらなければならないという状況になって、臨時ではあるが、保健師1名を増員した。こういうことで、色んな相談とか介護予防の状況を把握したりすることが可能となったので、そういう部分では予防サービスが少しずつ高まっているのではないかというふうに思っているが、更に介護については色んな事業があるので、地域包括支援センターとしてさらに充実をしていかなければならないと考えている。

委員長(小辻隆治郎) 第6款・支払基金交付金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第7款・繰入             伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 4目・その他一般会計繰入金、2節・事務費繰入金、これは前年度よりも113万5,000円程、増額になっているので、内容の説明を。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) その他一般会計繰入金の事務費繰入については、広域連合の負担金或いは一般の介護保険に係る事務費の負担金というようなことで、その分を一般会計から貰っている。広域連合の負担金が若干増えたというようなこともあるが、この大きな増の理由としては、事務に係る経費が若干増えているので、その分が大きな要因。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 2項・基金繰入金の中の3目、確認のために伺うが、介護従事者処遇改善臨時特例基金、これは法改正によって全部基金を取り崩すということになり、残金は国の方に返還はされないということになっており、本年度が前年度からの747円、これが利子の分が13円を積み立てて、取り崩しが760円ということで残金が零になっている。これで間違いないのか?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 介護従事者処遇改善臨時特例基金については、元々介護保険報酬を引き上げを予定したところ中々諸事情で出来なかったというところで、国が各保険で基金を作らせて10分の10助成をする、これが平成21年から23年度までの事業、そういう指定があった。委員がおっしゃるように平成23年度でこの基金自体を廃止したので、その分に掛かる今までの利息、それと平成23年度の利息を合わせて760円ということで、この分については国の方へ返還。

委員長(小辻隆治郎) しばらく休憩する。                     1:02:16

― 休 憩   午 前 10 時 32 分 ―

― 再 開   午 前 10 時 40 分 ―

委員長(小辻隆治郎) 再開する。

 第8款・財産収

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第9款・諸収

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第11款・寄附

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第12款・繰越

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。

 第1款・総務                      伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 1目・一般管理費、19節・負担金、社会福祉法人等による生計困窮者に対する補助金、これが前年度よりも金額は少ないが3万7,000円程、増額になっている内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) この制度については、町民税の非課税世帯で生活が困難な人で社会福祉法人が入所している方の利用料の軽減を実施した場合に補助金を出すということで、利用者負担額の2分の1を助成するということになっている。今年度は3名ということで、昨年度も3名だったので、理由ということだが利用者の負担金が若干増えているので、その部分について町の出す分も増えた。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 2項・賦課徴収で需用費がそのまま丸々不用額として残っているが、内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) この分については、封筒とか必要な時にこの科目で印刷費製本費等々で利用しているが、平成23年度は若干前年度分が余っていたので必要が無かった。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・保険給付            伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 介護サービスの19節・負担金で不用額が上がっている。これは前年度の課長の説明のとおりに介護保険の場合は予備費が設置されていないので、やり繰りでどうしても出て来るということで説明があったが、その中で1番下の地域密着型介護サービス給付費、これが『成果報告書』によると、前年度よりも2,100万程、増額になっているが、内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 算額については若干多めに予算計上させていただいて執行しているところで、そのために不用額が少し多めにあったりとかする場合があるのでご容赦をいただきたい。

 それから、地域密着型については、平成23年度からグループホームが設置されており、1ユニット9人が入所可能。そういうようなことで、延べ203人がこの新しいグループホームに入所されているので、その部分が増額になったという状況。

委員長(小辻隆治郎) 第5款・地域支援事業費           伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 2項・包括的支援事業、5目・任意事業費、委託料で「食」の自立支援の中で昨年度よりも10万8,000円増額になっている。述べでも結構なので内容の説明を。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 述べで1,792食。

委員長(小辻隆治郎) 第6款・基金積立

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第7款・諸支出            伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 23節・償還金、前年度より260万7,000円増額になっているが、償還額の内容は?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) この償還については、平成22年度分の精算に係る分だが、介護給付費交付金返還金85万6,323円、長崎県地域支援事業交付金3万5,590円、介護給付費財政調整交付金返還金3万1,000円、同じく介護給付費財政調整交付金、内容がちょっと違う分で3万円、介護給付費負担金102万5,412円、地域支援事業交付金が7万1,180円、長崎県介護給付費負担金97万5,174円、長崎県介護保険低所得者特別対策事業費補助金11万2,000円、これの合計が313万6,679円となる。

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。   

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。

 

次に、後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・後期高齢者医療保険料                 浦 委員     1:15:39

委 員(浦 英明) 収入未済額が今回5万3,800円発生しているが、後期高齢者については初めてのことだと書かれているが、1人なのか2人なのか、或いは職種に対して誰なのか、年齢はいくらぐらいなのか?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 5万3,800円の未納者は4人。4人の内3人が介護保険も同じく滞納者であり、こういうふうに色んな保険料、税金を未納している方がダブっているというような状況があるので、今後注意しなければいけないと考えている。未納者の内容だが、商工業者の方が1人とあとは無職の方。年齢は70代の方が1人、80代の方が3人。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 以前、介護保険制度が出来た折に、1年経過してだったか、2年経過してだったか、こういうふうに収入未済額が出た。その折に私も「始めが肝心なので未済額を出さないように。」というように言っていたが、介護保険は言い方は悪いが順調に伸びて来ている。それで、この後期高齢者医療についても段々雪だるま式に増えて来るものと私は危惧している。だから最初出た時に何か良い方法を考えて、「介護保険でも出ているし、どっちか1つだけは零にして下さいよ。」という感じでやれないのかと感じている。その点については如何か?

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 委員さんがおっしゃるように最初がちゃんと取り組みをしないと後が「これでいいんだ。」という形で認識されると段々増えていくものというふうに思うので、十分対策を取っていきたいと思う。当然ながら、この未納については、普通徴収といって納付書を発行して窓口等々で納めていただく人達が未納であるので、そういう中で窓口に来られた時とか、色んな機会を使って、個別に相談をしながら出来るだけ、この後期高齢だけは未納を作らないような形で対応を進めていきたいと考えている。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 貯金或いは天引き、年金で引かれる方も居ると思うが、先程言ったのは窓口で対応する、要するに切符をきってそれで納めると、そういう人達だけが未納ということで、年金或いは貯金から引かれる方に対しては未納者が居ないという説明か?確認のため尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 委員さんがおっしゃるとおり。特別徴収が現在621人、その人については完納。普通徴収が190人、その中の4人が未納ということで、そういう対応を図っていきたいと考えている。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・使用料及び手数料

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第3款・寄附

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・繰入

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・繰越

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第6款・諸収

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。

 第1款・総務

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第2款・分担金及び負担金

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第3款・諸支出          伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 23節・償還金、利子及び割引料の中で、過誤納還付金の不用額が非常に多くなっているので、内容説明を。

委員長(小辻隆治郎) 住民課長

住民課長(吉元勝信) 保険料については、町の方が徴収して広域連合の方に払い込むというシステムになっている。ただ、資格関係で誤った時、こういうふうに過誤納付、そういったものが発生してくる。当初の段階では何人かという部分が予想がつかない中で2万円計上している。ちなみに平成22年度は8,100円の還付があっており、そういうような状況を判断する時に、2万円程度という予算組みをした。平成23年度については、1件分の1,100円還付というのが発生したので、それだけしかなかったので、最終的には1万8,900円の不用額が生じた。

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。   

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。

 しばらく休憩する。                              

(担当課、入替)

― 休 憩   午 前 11 時  3 分 ―

― 再 開   午 前 11 時  7 分 ―

委員長(小辻隆治郎) 再開する。                         1:30:00

 

次に、渡船事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・渡船事業収入                       近藤委員

委 員(近藤育雄) 208頁、雑入に22年度スクールボート163万円上がっていたと思うが、『成果報告書』の中でもスクールボートが廃止ということが謳われてますが、初めて聞くことだが詳しく説明を。

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課長

産業振興課長(西村久之) スクールボートの委託料については、交付税措置を以前されていたが、交付税の検査の時にスクールボートとしては認めないということで、交付税措置されていないので、その分が減額となっている。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・国庫支出

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第3款・県支出             

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・繰入             

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・繰越             浦 委員

委 員(浦 英明) 20年度が285万3,000円、21年度が548万8,000円、22年度が683万6,000円というふうになっているが、今回非常に22年度比505万7,000円と減額されているが、この内容は?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課理事

産業振興課理事(尾﨑孝三) 予算計上した分が適正に支出されたということに尽きると思うし、今までの繰越金が他の分野での各事業、さいかい、はまゆう事業で執行残が出たということが考えられると思う。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 繰越金が減るということは、一般会計の時にも言われたが、もしかしたら赤字に繋がる可能性はあるというようなことを聞いたので、この特別会計でも同じような考え方でよいのか?

委員長(小辻隆治郎) 総務課長

総務課長(中川一也) 22年度の歳入歳出差引の実質収支がちょうどとんとんであったために、23年度歳入の繰越金が少ないということで、これが企業会計の赤字に繋がっていくんじゃないかという危惧を持つというご質問かと思うが、基本的に歳入歳出とんとんで予算を組むので翌年度繰越金が少ない予算編成というのは上手に予算を組んでいるという見方を出来ると思う。そういう意味では、異常に余る理由というのは、歳入で特別に国庫補助金とか県補助金が余計見込まれたとき、若しくは歳出で組んでいた修繕費が必要でなくなったとき等、そういったことが原因で歳入歳出のバランスが崩れることがある。特に、企業会計、この渡船会計は非常に経営が元々厳しくて、国県の赤字補てんの補助金を頂いている会計ですので、黒字になるということは、むしろ赤字が続く中での運営を続けていく状況なので、特にこの繰越金高がその辺と連動するとは考えにくいと思う。

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。

 第1款・渡船事業                       近藤委員

委 員(近藤育雄) 2目・はまゆう運航費と3目・さいかい運航費、216頁、需用費がそこそこ上がっているが、修理修繕が23年度は発生していると思うが、主なものは?額とか。

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課理事

産業振興課理事(尾﨑孝三) 主なものは、エンジン回りの修理。特別に23年度で突出したものは、座席の修理、セルモーター、汽笛等が不慮のトラブルということで修理があった。そして、さいかいに関しては、シャフトの交換修理をしており、これが大体110万程度、掛かっている。そして、さいかいの空調の整備という形で修理が33万、通常の修理以上に掛かっている。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) はまゆうの座席の修理はいくらぐらい掛かっているのか?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課理事

産業振興課理事(尾﨑孝三) 11万掛かっている。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) その前の頁に戻って、214頁の1目の4節・共済費、これは予備費から11万2,000円充用しているが、この内容は?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課長

産業振興課長(西村久之) この分については、最終的に最終予算の段階で予算内の予備費を充用すると補正せずに済むということで予備費を充用している。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 補正していないから聞いたのだが、補正予算で上げる暇が無かったということか?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課長

産業振興課長(西村久之) 補正予算をせずとも認められた予算の範囲内で消化できるということで予備費を充当させていただいている。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 勿論、予備費を使うことは出来るが、これは何回言っても同じ答弁になるかと思うので…。2目の3節・職員手当、これについても予備費から7万4,000円を充用している。これについても尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課長

産業振興課長(西村久之) 同じ回答である。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 216頁、22節・補償、補填及び賠償金のはまゆう旅客運賃及び荷物運賃補補填金の内容は?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課理事

産業振興課理事(尾﨑孝三) はまゆうの運賃、手荷物の収入について、土日の乗船料、手荷物の料金が今、待合所で保管するが、その料金が盗難にあったということで、その分を予算計上している。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 土日に限らず、私もたまに大島なんかに荷物を送る時に、昼が12時半頃の出発で、その間の休憩が2時間か2時間半ぐらい、結局船員が居ない。そのまま、はまゆうはドアも開いていて、「そこに置いとって下さい。」ということで、はまゆうに1回置いたことがあるが、誰か来れば盗難に遭うんじゃないかといつも思っていたが、そのような対策は今後どのようにとっていくのか?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課理事

産業振興課理事(尾﨑孝三) 現金の取り扱いについては、十分注意を持って取り扱うということで、一応土日の料金については金庫の中に確実にしまって、月曜日に持ってくるというふうな指導をしている。昼間の管理についても、なるべく金庫に預けるとか、船長が自分で持って管理するとか、そういうふうな管理を指導したいと思う。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) さっきも言ったが、昼休みに控室に誰も居ない。あれはどうにかならないのか?船員も2人居るし、例えば1日交代とか、やっぱり誰かが船に乗っておくとか、待合所に居て手荷物なんかも監視するような体制をとってもらいたいが、そこら辺の対応策は?

委員長(小辻隆治郎) 産業振興課理事

産業振興課理事(尾﨑孝三) 手荷物、特に宅急便辺りの荷物等もあろうかと思う。農協辺りも。そういうところで、各機関とどういうふうな体制が1番ベストか、そしてはまゆうに乗せる時に船員を配置するというふうな方策が出来ないものか、今後検討したい。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・公債             

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第3款・予備

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。   

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。

しばらく休憩する。

(担当課、入替)

― 休 憩   午 前 11 時 32 分 ―

― 再 開   午 前 11 時 38 分 ―

委員長(小辻隆治郎) 再開する。                         2:00:44

 

次に、簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・事業収                       伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 2項・工事収入、1節・受託工事収入、前年度が10件程、件数が上がっているが、本年度は昨年度よりも35万2,000円減額になっている内容は?

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 新設件数が22年度は8件あったが23年度は2件、修理関係も22年度は11件だったが23年度は9件、改良も22年度は9件だったが23年度は1件というふうに、工事の件数が全部減っている。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) 1節・使用料の未済額、昨年度78万より13万程、改善されている。収入努力をしたと思うが、一応65万4,550円、23年度分、これを当該年度分と以前分と分けて教えて欲しい。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 20年から22年度分の過年度分が件数で14件23万8,420円、23年度分が21件41万6,130円の合計の65万4,550円。

委員長(小辻隆治郎) 第4款・繰入             浦 委員

委 員(浦 英明) 一般会計繰入金の充当内訳をここに書いているが、それよりも22年度比776万6,000円というふうに増えているが、充当の内訳を見ると長期償還元金の分が今回22年度に無かった分が出ている。私も前に遡って調べたが、2年に1回計上されているようだが、この増額の内容と長期償還元金について尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) この一般会計繰入金の増額の分は、起債の償還が23年度が若干増えており、この分で繰入金が増額した。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) それともう1つ言ったのは、この増の原因が長期償還元金791万6,000円、この分が2年に1回計上されているようだが、この件についても尋ねていたが?

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 年度を追って徐々に償還金が今のところ減ってきているが、工事をした年度によっては若干上がったり少なくなったりして、徐々に減っていっているが、これは償還なので実際、前年度の決算書の方の記載がちょっとおかしいのかどうか分からないが、これは毎年償還の元金は上がってくると思うのでよろしくお願いしたい。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 22年度の折にその項目を書いていなかったと私が覚えている。今の説明でそれが記載されていなかったのかなと、そこら周辺で勿論毎年償還されていかないとおかしいんじゃないかというふうに言われたので、その答弁で結構。

 それで、以前、何というか、一般会計からの繰入金が多くなるならば、水道料金の値上げも考えなくてはいけないと言われていたが、この分の推移であれば料金も上げなくてもいいということか?

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 23年度の決算で試算はまだしていないが、21年度の決算か何かの時に、議員の皆さんには報告したかと思うが、あの時の試算で400何十円、今の水道料金から上げればとんとんにいくというお答えをしていたと思うが、それから今の漁業とか農業、町全体の経済的な状況からみまして、ちょっと今上げるのは難しいかなと考えているし、また消費税が上がるということなので、またそこら辺で上げる必要が出て来るのかなと考えているので、今のところ上げようとは考えていない。

委員長(小辻隆治郎) 第5款・繰越

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第8款・諸収

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。                        2:10:45

 第1款・総務                       近藤委員

委 員(近藤育雄) 200頁、備品購入費、『成果報告書』の中にもあったが、濁度計、初めて聞く名前だが、これを購入して備品としているが、その濁度計とはどういう機械なのか?その値段と耐用年数、当然あろうかと思うが、説明を。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 濁度計というのが、浄水する際の水の濁度を何度、何度という数値があるが、その濁度を数値で表す機械で、この濁度によって濁度が増えれば大腸菌とかクリプトスポリジウム菌が濁度によって濁度が濁れば濁るほど菌が多くなると言われている。この濁度計を付けることによって、そこら辺を菌を抑えて早めに対処していこうということで、この濁度計を設置している。これは中村浄水場に設置している。価格は147万円。耐用年数は5年となっている。

委員長(小辻隆治郎) 課長、これは濁りは自然に透明度というか、強制的に何かやるのか?

建設課長(升水裕司) 濁度を落とす時にはパックという薬品があるが、その薬品を計器の中に入れて、そのパックという粒子に濁りを吸着するというものがあって、それがずっと循環しており、最後には下に沈殿していくというようなことになっている。

委員長(小辻隆治郎) そうすると濁度計の指針が菌の対策に対して適当であるという時に、飲料水としてまわすということか?濁っている状態ではまわしてないと。

建設課長(升水裕司) 濁度計というのは、水そのものの例えば原水から浄水場へ持って来た水とか浄水した後の水とかを濁度の程度を調べるのが濁度計。その濁度計を見ながら判断するが、水が濁っていたらパックを入れて濁度を落とすということになる。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 198頁、12節・役務費の手数料が前年度よりも40万4,000円程、増額になっている内容は?

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 浄水の水質検査というのを委託しているが、その検査手数料が上がっている。これは3年に1度、全項目の検査をしなさいということで、50項目、その分の3年に1度の検査が出ているので、この分で上がっている。

委員長(小辻隆治郎) 第3款・公債

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・予備

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。    近藤委員

委 員(近藤育雄) 決算とは直接関係ないが、24年度の話で、つい最近、防災無線で笛吹地区の浄水が濁ったという情報が流れていたが解決できたと思うが、その分について情報提供を。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員、決算と関係あることを言って貰わないと、「ちょっと関連しますけど。」とか何とか言わないと、その質問は認められません。濁度に関連して言ったら…。 近藤委員

委 員(近藤育雄) ありがとうございます。水の濁りというのは上水道にとってはいつも気にしていることですが、先程の質問だが、情報提供をお願いする。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) つい最近ですが、笛吹地区に限ってだったが、大変濁りが出て、大変申し訳なく思っているが、実は原因から言うと、浦町地区だが、本管が破裂して、上方は破裂しているのは大体分かっていたが、破裂したことによって大量の水が排水管から水道管から流出するものですから管の中の流速がかなり早くなって、管の中の錆というか、そういう濁りが水道の中に入って来るというような形になっており、それでその日がかなり雨とかで非常に夜、私達も漏水箇所を必死で見つけていたんですけども、雨で中々漏水箇所が見つけられなくて、次の日の朝から取り掛かってやっとアイドルの裏側になるが、路面に噴出していればすぐ分かったんですけども、排水溝の方に吹き出て路面には出ずに逃げていたということで、やっと見つけてそこを補修した。そういうことで、濁りがかなり出て、ご迷惑かけたかと思う。

委員長(小辻隆治郎) 末永委員

委 員(末永一朗) 198頁の下の使用料の中で、船舶借上料13万4,000円とその他賃借料12万9,700円あるが、その中で不用額が15万7,220円出ているが、中身の説明を。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 船舶借上料は六島と大島の水道の故障の場合とか点検の必要がある時に渡るんですが、その分が予算よりも少なく済んだということで不用額が出ている。その他の賃借料で、軽トラックのリース料を使っているが、他のリースが工事の時の重機のリースとかを使用しなかったということで不用額が出ている。

委員長(小辻隆治郎) ほかに質疑はないか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。

しばらく休憩する。

(担当課、入替)

― 休 憩   午 前 11 時 59 分 ―

― 再 開   午 後  1 時 29 分 ―

委員長(小辻隆治郎) 再開する。                         2:22:30

 

次に、下水道事業特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・事業収                       

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・繰入

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・繰越

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。

 第1款・総務                       

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第3款・公債 

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・予備

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。   伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 今回、一般会計繰入金で8,972万6,000円の増額になっている。これに関しては資本比率平準化債を繰出金で出すということであったが、これがこの方法でいった方がいいのか、それとも今までどおりの平準化債で平成22年度においては9,920万程、支払っているが、こっちの方が有利なのか、内容の説明を。

委員長(小辻隆治郎) 総務課長

総務課長(中川一也) 健全化の報告の際にも一部これに関連した質問が出たが、この資本費平準化債自体は元々施設の償還が下水道債の場合は30年だが、施設の耐用年数というか、そういったものが50年ということで、下水道を既に使っている受益者が基本的に減価償却も含めて負担をするという原則の下にこの資本費平準化債を借り換えて、施設の減価償却に係る経費を最後までずっと耐用年数と同じ期間で支払おうというように借り換える性質のものだが、これが人口が増えていっている所とか人口が一定している地域であれば、その論理は成り立つが、小値賀町のように過疎化が急速に進む中において、後世代に同じように負担をさせるというのは非常に厳しいところがあるかと思う。それで今まで実際に借りたケースの場合は、実質公債費率が高くて色々と健全化のための努力を進めなければいけない、そういう状況がずっと続いたもんで、その中の一環としてこの資本費平準化債で借り換えて資金手当てをしたという状況。ここ2、3年、非常に財政状況の中で積立も十分に出来る状況だったので、早めに借金を返済したいと、借り換えではなくて、きちんと返していきたいというのが財政の考え方であった。また、場合によって交付税がきつかったり、その他の支出が多くて厳しい時には、まだ借りれる状況にあるので、その年度によっては、その制度も利用していきたいと思っている。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) ちなみに平成20年度も繰越しというか、23年度のような決算の方法でいくのか伺う。

委員長(小辻隆治郎) 総務課長

総務課長(中川一也) 24年度も資本費平準化債は借りていない。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) 『成果報告書』の43頁、下水道接続状況の水洗化率について、大島地区の100%というのは光っているが、前方地区、割と早かったが72%、それで1番新しい斑地区が68.9%、これは前方と斑については8年ぐらい供用開始に差があるので、差があって当然だと思うが、比較的、斑の接続率の方がいいように思う。要するに平均を越している。合併浄化槽まで含めた全体の平均の接続率が67.4%と出てますが、小値賀町として当面というか、これは24年の6月末現在の数ですが、何%の目標というか、100%が理想だが、そこまでいかないと思うので、そういった目標値があれば何年後には何%、最終的には何%までいくんだという計画があれば教えて欲しい。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) 委員さんもおっしゃられたが、100%が理想的だが、中々そうはいかないところがあるが、斑の下水道を推進する際に、委員の皆様方にも説明したと思うが、「80%はいくでしょう。」とご説明したが、当面は80%を目指してやっていきたい。何年後かということになると申し上げにくいが、出来るだけ早い時期に80%になればというふうに努力したい。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) 80%は高いが、そこまでいって欲しい気はする。受益者負担ということもあるし、ある程度、料金的にもこの先、心配になってくる面もあるので、是非お互いに努力していこう。

 それで、毎年、修繕料辺りが発生している。ここにマンホールポンプ保守点検計画表というのがある。レベル1だけは現地小値賀でメンテナンスをするということで、レベル2、レベル3、レベル4まであるが、殆どが工場送り込み、持ち込みの点検になると思うが、知識として知りたいので、工場はどこに送り込んでいるのか?マンホールポンプの重量は如何ほどか?重たくて輸送費が掛かるとかいう部分が気になるので教えて欲しい。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) レベル2から工場持ち込みになるが、工場持ち込みは、この保守点検業務も入札を行なっており、入札で各業者さんがそれぞれ毎年変わる可能性があるので、その業者さんによって持ち込む工場が変わってくるので、ちょっと一概には言えない。

 それと、このマンホールポンプの重量だが、詳細の重量は今のところここでは把握してないが、一応、今年、手動式のマンホールポンプを上げる手で回すあれを備品購入で去年買ったが、それでいけば大体300キロぐらいは、それで上げられるということなので、工場持ち込みするような大きなマンホールポンプはユニック車で吊り上げているので、もうちょっと重いと思う。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) 利用者の立場から知っておかなければいけないので尋ねるが、利用者の不注意等で発生するトラブルの事例、我々が普段注意しなくちゃいけないこと辺りがあれば…。ちょっと考えられないのが詰まったりすると思うが、そういった実例があれば教えて欲しい。

委員長(小辻隆治郎) 建設課長

建設課長(升水裕司) まず、マンホールポンプが各地区にそれぞれあるが、マンホールポンプの中に流入してマンホールポンプ故障の原因になる1番の原因は、タオルとか最近はオムツが流れてきたり、パンパースとか、そういうものが流れてきたりしてポンプを塞いだ状態で空回しの状態が続いて故障が起きたりとかしている。それと、ティッシュペーパー、これがトイレから流されるとこれは溶けないので、詰まりの原因になったり、最終処分場までそれが流れたりする。それで、色んな機器に支障が入ったりする。ティッシュペーパーとたばこの吸い殻のフィルター部分がどうしても溶けないので、終末処理場のスクリーンの所で詰まったりとかするので、そういうところが故障の原因になっている。

委員長(小辻隆治郎) ほかに質疑はないか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。

しばらく休憩する。

(担当課、入替)

― 休 憩   午 後  1 時 44 分 ―

― 再 開   午 後  1 時 46 分 ―

委員長(小辻隆治郎) 再開する。                         2:38:51

次に、国民健康保険診療所特別会計歳入歳出決算について、歳入から順番に款をおって、ご質疑願う。

 第1款・診療収                       土川委員

委 員(土川重佳) 未済額が88万6,000円程あるが、何件か?

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 11世帯、22件。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・使用料及び手数料           近藤委員

委 員(近藤育雄) 228頁、1目・施設使用料、未納額が出ている。少ないですが22年度も1万2,700円あったが、この1万400円の中身は?

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) これは診療所内での入院した時の寝具代とかの使用料。

委員長(小辻隆治郎) 第4款・繰入

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第5款・繰越

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第6款・諸収

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第7款・

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 歳出に移る。

 第1款・総務                       浦 委員

委 員(浦 英明) 2節・給料、当初予算では医師が1名と職員が16名と出ていたが、今回は職員が16名ということで書かれている。ちなみに22年度は医師が2名で1,533万1,000円、職員が13名で4,155万6,000円と書かれており、全部で15名の5,688万7,000円で388万1,000円の増というふうになっているが、22年度と比べて違うところがあるので内容説明を。

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 医師は1名減になっており、23年度の看護師が22年度に比べて2名増加している。その分の人件費による増。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 医師1名というのがここに書かれていないので、医師2名が1名になったことは分かるが、職員が16名としか書いていないので、この件について尋ねているが?

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 22年度の決算では医師と職員と分けていたが、今回の決算については職員の16名の中に医師が入っている。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 3節・職員手当、分かりにくいので尋ねるが、特勤手当、これは当初予算で320万円計上されており、3号で20万4,000円増額補正をしている。352万4,000円の積み上げになると思うが、今回の決算では831万7,000円と479万3,000円の増となっている。それからその下にあったが、今回無いので、医師手当が当初予算で480万を計上して、これが減額をすることなくそのまま消えている。ちなみに22年度は1,314万8,000円あったが、これが無くなった内容を尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 23年度のこの決算の特勤手当の欄の中に、先程浦委員さんがおっしゃった医師手当の480万円が入っている。この特勤手当については、看護師の夜間看護手当と放射線取扱事務手当、先程申した医師手当の3つの合計がこの金額になっている。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) この医師手当が先程言ったように22年度は1,314万8,000円ということで、極端に言ったら、これから見ると結構下がっているんじゃないかと思った。特勤手当の中に入っていても1,200万ぐらい、そういうふうになるのか?ざっと計算して、ちょっと少ないかなと思ったので確認の意味で尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 22年度の決算については、今立医師と大住元医師2名分の医師手当が入っていたので金額的にはそのぐらいになると思う。

委員長(小辻隆治郎) 近藤委員

委 員(近藤育雄) 『成果報告書』41頁冒頭で、看護師の人数については私も常日頃から気になっているが、一応条例の8人を満たしているということですが、3行目に「新たに3名を採用しましたが、2名の看護師が年度途中で退職したため」とあるが、これは読み方によっては、3名された人のうち2名が辞めたのかなともとれる気がするが、どうなのか?

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 2名辞められた方の内、1名は22年4月採用の方で、もう1人の方については23年4月採用の方である。

委員長(小辻隆治郎) 関連して質問するが、どういう理由でお辞めになったのか?あんまり言えないならよろしいが…。                        診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 1名の方は志新たに救命救急の方をやりたいということで辞められて、もう1人の方は結婚で辞められた。

委員長(小辻隆治郎) 第2款・医業             浦 委員

委 員(浦 英明) 1項、11節・需用費、226万5,000円の不用額が出ている。これは、当初300万計上して、それから減額をして73万4,000円となっているが、不用額について尋ねる。

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 需用費については、診療所内にある医療機械の修理代として、年度当初300万とってある訳だが、23年度内に実際に73万4,000円の修理代が出ているが、不測の事態に備えて残りもとっていたが、年度末までにはその支出はなかったということである。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 2目・医薬品衛生材料費、これが需用費の中で昨年不用額が1,700万程出て、昨年度とは100万程減額にはなっているが、今回も1,700万ぐらいの不用額が出ているが、内容説明を。

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 昨年度も多額の不用額が生じた訳だが、これについては1月から3月までの後期高齢者の入院・外来患者の予想が下回ったこと、或いは冬場のインフルエンザの流行が予想を下回ったこと等が主な要因と考えられる。

委員長(小辻隆治郎) 事務長、ジェネリック医薬品は昨年度いくらぐらいか?22年度と23年度の導入率は?                               診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 22年度で数量ベースで18.2%、金額ベースで24.9%。23年度については、数量ベースで19%、金額ベースで24.6%と昨年よりちょっと下がっている。

委員長(小辻隆治郎) ということは、導入率にあまり変化はないということ。今後もまた、ジェネリックを増やす目標はあるか?                      診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 厚生労働省も24年度までには数量で30%ぐらいまで上げるように指導が来ているが、中々難しい面もあろうかと思うが、その数値には幾らかでも近づけたいと思っている。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 今のジェネリックについて関連質問する。新聞に載っていたが、医師の約60%近くがジェネリック後発品について、ちょっと疑問があると、要するに色々アレルギーになるとか、そういった調べが新聞で出ていた。我々としては、抑制するために後発品を使って欲しい、これが山々だが、医師がそういうことを言えば、何かこれ後々困るような問題が出てきたらと思うが、その点については、どういうふうに考えているか?

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) ジェネリック医薬品については、通常患者さんの方から「ジェネリック医薬品にして下さい。」という例は極めて少なくて、医師の方が「症状が安定しているのでジェネリック医薬品にしたらどうですか?」と勧める方が多いかと思う。医師の方にしても先発品とジェネリック医薬品の方は全く同じものではないということなので、先程浦委員さんがおっしゃった副作用とかの問題もあるので、医師の方も積極的に患者さんに勧めると、あくまでも患者さんの症状が安定されている方のみジェネリック医薬品に勧めているというような状態。

委員長(小辻隆治郎) 浦 委員

委 員(浦 英明) 先程、60%と言ったが、それ以外の医師の方は後発品も信頼のおける製薬会社であればいいと、確かに良い薬もあるし、そういったのを勧めては如何かというようなことも反対には言っている。そうした関係で私もどっちをどうすればいいのかと思うが、事務長が言われたように患者が選ぶのが、極端に言うたら自己責任というか、そういった責任があるから、そこ辺りを事務長に今後どのようにするのか尋ねたのは酷かなと思ったが、私の判断材料として困るもので、それを尋ねた訳である。

委員長(小辻隆治郎) 第3款・公債

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 第4款・予備

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) これから歳入歳出全般について、ご質疑願う。    伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 診療報酬の件で伺うが、入院・外来とも後期高齢者の診療報酬の減が主なものであるが、24年度にもこういう傾向が続くのかなと思うが、24年度の決算の現状でどのくらいの診療報酬または外来報酬が、入院と外来で減っていくのか、どのように予想しているか?

委員長(小辻隆治郎) 診療所事務長

診療所事務長(尾野英昭) 23年度についても、昨年度、伊藤委員さんおっしゃるように診療報酬の方が減少しているが24年度についても現在のところ減少傾向にある。特に後期高齢者については外来収入が大変下がっている状況にある。色んな要因が考えられるが、特定健診の効果とか、或いは特定健診の受診率が上がっていたので、重症化している患者さんが少なくなっているとか、あとは整骨院の開業とか、特に後期高齢者については、肺炎球菌ワクチン接種の効果が上がっているんじゃないかと思っている。他の後期高齢者以外についても幾らか診療報酬は下がるんじゃないかと考えている。

委員長(小辻隆治郎) ほかに質疑はないか。          

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) 質疑なしと認める。

 これで質疑を終わる。

 執行部の方、お疲れさまであった。これで終わりたいと思う。

 しばらく休憩する。

(執行部、退席)

― 休 憩   午 後  2 時 11 分 ―

― 再 開   午 後  2 時 13 分 ―

(委員会室には、議会側関係のみ入室)

委員長(小辻隆治郎) 再開する。

 ただいま特別会計全般に亘って質疑をしましたけども、何かご意見はないか?

 浦 委員

委 員(浦 英明) 簡単に言いますけども、全般に亘って特別会計においては収入未済額が減額している。全部合わせて22年度よりも9万5,000円の減となっている。不用額についても22年度比1,104万6,000円の減で、これは我々も常日頃から不用額のことを言っているので、執行部の皆さんが日々注意して見ているんで、こういうふうな額になったのかなと感心している。

委員長(小辻隆治郎) 伊藤委員

委 員(伊藤忠之) 私は監査委員の意見書の32頁、これで全般的に7会計とも実質収支が出ている。これはいずれも黒字で経営しているので順調かなと思うが、単年度収支になると年度年度、前年度に関してマイナス分が出たりしている。特に下水道会計においては、先程も平準化債を借りらないで財政に余裕があれば一般会計で行いたいということがあったので、それぞれ適当に処理されているのかなと思う。それにしても、まだまだ一般会計の繰入金が特に下水道があと1億5,500万程、残っているので、これも今後注意して行なっていきたいと思う。他の細かいことに関しては皆さんも十分に承知していると思うので、一応、財政全般のことで私は意見を述べさせていただいた。

委員長(小辻隆治郎) 土川委員

委 員(土川重佳) 特別会計で、毎年のことだが、未済額があって税の公平さに欠ける。やはりこれはどうしても皆さんに仕事をしていただき、納税の義務を果たしていただきたいと私は思う。診療所で看護師の安定、安定というか、今言う、2人辞めて3人入ったとか何か知らないけど、前からなので、看護師の安定して8人体制をずっとやっていけない、原因究明を。少し何かあるのかなと…。医師2名体制と看護師の安定した8名体制で診療所の役割を果たしていただきたい。

委員長(小辻隆治郎) ほかにないか。

(「質疑なし」と呼ぶ者あり)

委員長(小辻隆治郎) しばらく休憩する。

― 休 憩   午 後  2 時 17 分 ―

― 再 開   午 後  2 時 17 分 ―

委員長(小辻隆治郎) 再開する。

 質疑がないようでしたら、これから、議案第48号、平成23年小値賀町各会計歳入歳出決算認定についてを採決する。

 この表決は、起立によって行う。

 議案第48号、平成23年小値賀町各会計歳入歳出決算認定について、原案のとおり認定することに賛成の方は起立願う。

(賛成者起立)

委員長(小辻隆治郎) 起立全員。

 したがって、議案第48号、平成23年小値賀町各会計歳入歳出決算認定については、原案のとおり認定することに決定した。

 以上で、本委員会に付託された案件の審査は全部終了した。

 長い時間、お疲れ様であった。

 以上をもちまして、決算特別委員会を終了する。

 

 

 

― 午 後   2 時 18 分  閉 会 ―